
現在amazonの「本 の 売れ筋ランキング」1位の『反日種族主義』を読んでみた。
反日民族主義 日韓危機の根源
出版社: 文藝春秋 (2019/11/14)
言語: 日本語
ISBN-10: 4163911588
ISBN-13: 978-4163911588
発売日: 2019/11/14
ちなみに、この本は韓国で出版され11万部売れベストセラーとなったものの日本語版なのですが、韓国でこのような内容の本が出版されベストセラーになったということに驚きました。
まず、出だしからこんな感じです。
韓国 の 噓 つき 文化 は 国際的 に 広く 知れ渡っ て い ます。 二 〇 一 四 年 だけで 偽証罪 で 起訴 さ れ た 人 は 一 四 〇 〇 人 です。 日本 に 比べ 一 七 二 倍 だ と いい ます。 人口 を 考慮 すれ ば、 一人 当たり の 偽証罪 は 日本 の 四三 〇 倍 になり ます。 虚偽 に 基づい た 告訴、 すなわち 誣告 の 件数 は 五 〇 〇 倍 だ と いい ます。 一人 当たり に すれ ば 日本 の 一二 五 〇 倍 です。 保険 詐欺 が 蔓延 し て いる のは 周知 の 事実 です。 二 〇 一 四 年 の 自動車保険、 生命保険、 損害保険、 医療保険 などの 保険 詐欺 の 総額 は、 四 兆 五 〇 〇 〇 億 ウォン を 超える と 推定 さ れ て い ます。 ある 経済 新聞 は アメリカ の 一 〇 〇 倍 だ と 報じ て い ます。 民間 に対する 政府 の 各種 支援 金 も、 詐欺 によって 騙し 取ら れ て い ます。 二 〇 一八 年 の 国政 監査 の とき 明らか にさ れ た こと です が、 知的財産権 に対する 政府 支援 金 の 三三 パーセント が 詐欺 に あっ て い まし た。
李 栄薫・編著. 反日種族主義 日韓危機の根源 (文春e-book) (Kindle の位置No.203-211). 文藝春秋. Kindle 版.
いかに韓国人が嘘つきかというところから始まります。そして「嘘をつく国民」、「嘘をつく政治」、「嘘つきの学問」と初っぱなからディスりまくってます。
そして「反日種族主義」という言葉が出てきます。
韓国 の 民族主義 は、 西洋 で 勃興 し た 民族主義 とは 別 の もの です。 韓国 の 民族主義 には、 自由 で 独立 的 な 個人 という 概念 が あり ませ ん。 韓国 の 民族 は それ 自体 で 一つ の 集団 で あり、 一つ の 権威 で あり、 一つ の 身分 です。 その ため、 むしろ 種族 と 言っ た ほう が 適切 です。 隣 の 日本 を 永遠 の 仇 と 捉える 敵対 感情 です。 ありとあらゆる 噓 が 作ら れ 広がる のは、 この よう な 集団 心性 に 因る もの です。 すなわち 反日 種族 主義 です。
李 栄薫・編著. 反日種族主義 日韓危機の根源 (文春e-book) (Kindle の位置No.349-352). 文藝春秋. Kindle 版.
そして、食料の収奪、強制動員、独島、慰安婦など様々なことについて、韓国ではタブーとされているであろう事実を学者という立場から顕そうとしています。
まさに長年反日種族主義に凝り固まった韓国の人々には到底受け入れられないような内容だと思います。
特に韓国では、『帝国の慰安婦』で慰安婦の事実を本にした朴 裕河(パク・ユハ )教授は民事・刑事上の重い処罰の脅しを受けましたし、
この本の著者である李 栄薫自身もこんなトラウマ間違いなしの過去を持っています。
慰安婦について「従軍慰安婦は売春業」「朝鮮総督府が強制的に慰安婦を動員したと、どの学者が主張しているのか」などの挺身隊関連の発言に対し、韓国挺身隊問題対策協議会(常任代表申蕙秀)から教授職辞任を要求された。最終的に元慰安婦に対し、2004年9月にナヌムの家にて韓国式の土下座(地面に額を押し付け屈服の意を表明する)をした上で謝意を伝えつつ「日本に協力した多くの韓国人がおり、植民地解放以降も女性たちの性の搾取が国家により行われてきたため、それを正すことが必要」との自身の見解を述べたが、元慰安婦らに数十分におよび罵倒された。
Wikipedia
というわけでこの本の何がすごいって「よくこんな本をこんな国で出版したな」というのが私の感想です。
内容については、基本的に「反日種族主義」が作り出した、嘘やねつ造、歪曲でできた様々な反日ネタを様々な事実・記録に基づき詳しく検証しています。
読んでみてこの嘘にまみれた反日を続ける韓国に対する憂国の気持ちから慰安婦などの問題について勇気をもって反論の余地がないよう様々な事実を一生懸命に韓国の人々に突きつけようとしたのだと思います。
この本の著者達の熱意を大変感じました。
本、たくさん売れてよかったね。とも思いました。反日を批判して稼げるビジネスなんて韓国にはそうないでしょうからそういう意味では大成功だと思います。
多分、反日を批判して稼げるビジネスモデルがもっと出てくれば反日種族主義にも変化が現れてくるかもしれませんが、そういったものがどんどん現れない限り韓国の反日種族主義は当分変わらない気がします。
ただ、この本の目的が「憂国」と見たときには、著者がかわいそうに思えます。
なんとか事実を納得させようと熱意をもって努力されているのを感じますが、私は、というか著者もそう思っていると思いますが、「反日種族主義」に事実を突きつけても効果が見込めるとは全然思えないのです。
できればこの本でも何故、反日種族主義者に事実を突きつけても無駄なのかというところまで踏み込んで扱ってもらいたかったです。
というわけで、
- よくこんな本をこんな国(韓国)で出版したな
- 理屈が通じない相手に理屈で挑み続ける著者が痛々しい。
というのがこの本を読んでの私の感想です。
ちなみに私は、自身のことを特に右寄りでもないし、嫌韓でもないと思っています。ただ、何故反日になると全く理屈が通じないのだろうとは以前から思っていました。
著者の災難
著者の一人、李宇衍(イ・ウヨン)氏は職場である落星台経済研究所に押しかけた男達にドアを蹴られながら、罵声と顔につばを浴びせられ、暴言を吐かれ脅されました。
また、 同研究所 に動物の排泄物を巻き散らかされたり、 強制徴用労働者像の作者から「日本人労働者の写真をモチーフにした作品」と批判したとして6000万円の損害賠償を求める訴えを起こされました。
この 銅像 の モデル も やはり、 一 九 二 六 年 の『 旭川 新聞』 の あの 日本人 に よく 似 て い ます。 先 に 言及 し た、 写真 の 中 で 特に 肋骨 が 浮き出 て いる 右側 から 二番目 の 人物、 まさに その 人 だ と 思わ れ ます。
李 栄薫・編著. 反日種族主義 日韓危機の根源 (文春e-book) (Kindle の位置No.935-937). 文藝春秋. Kindle 版.
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